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英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、代表取締役社長:石川滝雄、以下ARM)は、米カリフォルニア州サンノゼで開催中のスプリング・プロセッサ・フォーラムで、組込み機器にデジタル音声機能を効率的に実装するための組込みデータ処理テクノロジ、ARM(r) OptimoDE(tm)オーディオ・エディションを発表しました。
この新しい構成のARM OptimoDEデータ・エンジン・テクノロジは、ハード・ディスクやフラッシュ・メモリを使ったポータブル・メディア・プレーヤ、携帯電話などの製品のデジタル音声録音および再生機能の処理効率を上げるために開発されたものです。ユーザが1回のバッテリ充電で音楽を楽しめる時間を最大40%延長します。
ARMのデータ・エンジン・ビジネス・ディベロップメント担当ディレクタであるSteve Steeleは、次のように述べています。「消費者は、高度なエンタテイメントを移動中に楽しむことができ、なおかつ小型、軽量で、極めて電力効率の高い機器を常に求めています。ARMパートナー各社は、OptimoDEオーディオ・エディションにより、そのニーズに応えられる、使い心地のよい革新的なARM搭載のコンシューマ向け製品を開発することができます。」
OptimoDEオーディオ・エディションの中心は、MP3、WMA、AAC、AC3など、主要なマルチメディア・アプリケーション向けソフトウェア・コーデックすべてに対応するAudioDE(tm)データ処理エンジンです。 AudioDEマイクロアーキテクチャは、デジタル・オーディオ分野向けに緻密に調整されているため、超低消費電力で高効率の処理を実現します。例えば、320Kbits/sでステレオMP3をデコードする場合、わずか0.8mwしか必要としません(Artisan TSMC CL013GSFG、動作電圧=1.2V)。
オーディオ・コーデックの業界大手サプライヤである英ESPICO社は、ARM OptimoDEオーディオ・エディション・テクノロジのリード・ソフトウェア・パートナーです。ESPICOは、各種規格に対応し、ARM OptimoDE組込み信号処理データ・エンジン上で実行するのに最適なオーディオ・ソフトウェア・コーデックを開発、市場化する予定です。また、ESPICOとARMは共同で、ポータブル・オーディオ機器向けの組込みシステムを開発するメーカに総合的なソリューションを提供することにより、長いバッテリ寿命、複数のオーディオ形式での音楽ファイル再生機能に対するニーズを満たします。
ESPICOの最高経営責任者(CEO)であるCliff Parris氏は、次のように述べています。「AudioDEテクノロジはソフトウェアの実装からシリコン並びに消費電力の効率利用というステップの変化を表しています。 ESPICOとARMの合意により、両社は、中核業務に力を入れ、両社の専門分野で最先端の地位を維持することができます。そして、総合的で、技術的に優れた製品群を、できるだけ早くお客様に届けることができます。」
新しいARM AudioDEデータ・エンジンには、データ駆動型ペリフェラルとして単純なSoCを集積するための参照サブシステム設計が付属しています。この構成により、音楽再生が二次的な機能である機器(音楽プレーヤ内蔵の携帯電話など)において、AudioDEデータ・エンジンを完全にシャットダウンし、消費電力を低減するとともに、メモリ・リソースを再配置することが可能です。
OptimoDEデータ・エンジンについて ARM OptimoDEデータ・エンジン・テクノロジは、ライセンス供与が可能な知的財産(IP)で、関連のツール環境が整っています。OptimoDEテクノロジは、高性能な組み込み信号処理アプリケーションをターゲットとしており、コンフィギュアブルなVLIWスタイルのアーキテクチャです。開発者はツール環境を使用することで、データパス・リソース・ユニットのタイプと数を構成でき、拡張も可能です。また、ローカル・ストレージのサイズやトポロジー、相互接続のレベルも完全に構成可能です。OptimoDEデータ・エンジンは、CまたはC++のいずれかでプログラムされ、高性能なCコンパイラとプロファイリング分析ツールと併せて提供されます。 OptimoDEオーディオ・エディションも、OptimoDEスタンダード・エディションも、ARMよりライセンスを供与しています。
以上
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