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英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、代表取締役社長:西嶋貴史、以下ARM)と、QNXソフトウエアシステムズ(本社:カナダ・オタワ)は、米国ミシガン州デトロイトで開催中の「Convergence 2006」で、車載マルチメディア・アプリケーション向けの対称型マルチプロセシング(SMP)ソリューションにおける両社の協業について発表しました。車内テレマティクスおよびインフォテイメント市場向けのリアルタイム・オペレーティング・システムおよびミドルウェアの大手ベンダであるQNXソフトウエアシステムズは、現在、車載マルチメディア・アプリケーションでARM11™ファミリをサポートしており、ARMとの協力を通じて、そのサポートをARM11 MPCore™マルチコア・プロセッサにまで拡大しようとしています。QNXソフトウエアシステムズは、ARM® Connected CommunityのメンバーとしてARMと協力の上、車載機器市場におけるSMPテクノロジーの普及を促進するとともに、信頼できる高性能マルチメディア/ナビゲーション・システム開発にソフトウェアの柔軟性を提供します。
QNXソフトウエアシステムズのオートモーティブ・セグメント・マネージャであるAndrew Poliak氏は、次のように述べています。「自動車メーカと第一階層(tier-one)のサプライヤは、現在、長年にわたる生産と車両の耐用年数にわたってシステム要件の変化に対応できるシステム・アーキテクチャの設計という課題に直面しています。また、テレマティクス/インフォテイメント・システムの要件は、メーカや地域によって大きく異なるため、車内システムはできるだけ柔軟に設計することが必要です。QNXとARMは、協力して自動車メーカの求める高性能、低消費電力、設計の一貫性を備えた総合的でスケーラビリティの高い対称型マルチプロセシング・ソリューションの提供に努めています。」
ARM11 MPCore論理合成可能マルチコア・プロセッサは、1〜4個のプロセッサから構成でき、最大で3100 Dhrystone MIPSの性能を提供しますが、このときの消費電力は950mW以下です(TSMC 90G、キャッシュ除く)。QNX® Neutrino® RTOSは、特許取得済みの高度に最適化されたSMP実装であり、アプリケーションがマルチコア・ハードウェアを最大限に活用できるようにするものです。また、SMPのスケーラビリティと性能、そして既存の車内ソフトウェア・アプリケーションの簡単な移行機能を兼ね備えた革新的なマルチプロセシング・モデルである限定型マルチプロセシング(Bound Multiprocessing = BMP)にも対応しています。
ARMの組み込みソリューション担当ディレクタであるWayne Lyonsは、次のように述べています。「車載グレードの信頼性を誇るQNX Neutrino RTOSは、車内インフォテイメント/テレマティクス・システムに有力な選択肢であり、ARM11 MPCoreマルチコア・プロセッサとの組み合わせに最適です。ARMとQNXは、協力してマルチプロセッサ・システムの設計を合理化することにより、性能を最適化し、コストを最小化し、将来の高度な車内マルチメディア・システムに対応する付加機能を必要に応じて統合する柔軟性を開発者に提供します。」
以上
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